ご存知の方も多いと思いますが、アイリス整体院は慢性腰痛の施術に特に力を入れています。
慢性腰痛と一言で言っても、その原因はさまざま。
中でも特に難しいのが、今日のテーマである「脊柱管狭窄症」という病気です。
皆さんはこの病気ご存知ですか?
病院に行っても整骨院に行ってもなかなかよくならない、
思い切って手術をしても結果が出なかったりする、そんな厄介な病気です。
ここでは、【脊柱管狭窄症の症状】について東かがわ市のアイリス整体院が解説していきます。
脊柱管狭窄症とは?
脊柱管狭窄症は、その名の通り脊柱管という管が狭くなって起こる病気です。
私たちの背骨(脊柱)は、24個の椎骨と呼ばれる小さな骨が繋がって構成されています。
椎骨には骨に囲まれた穴があり、それらが縦に連なってできた空間を脊柱管と言います。
脊柱管は神経の通り道となっており、何らかの理由で脊柱管が狭くなると、中を通っている神経を圧迫してしまいます。これが脊柱管狭窄症と呼ばれる病気です。
脊柱管狭窄症の症状
脊柱管狭窄症の症状ですが、主なものは腰やお尻から足にかけて痛みやしびれです。
俗に言う坐骨神経痛と呼ばれるものです。
坐骨神経は腰から出ている神経で、腰・お尻から太もも、ふくらはぎ、すね、足先にまで痛みやしびれが出てきます
足の裏に餅やガムが引っ付いているような感じ、
砂利を踏んでいるような感じといった知覚の異常が出ることもあります。
また、脊柱管狭窄症に特徴的な症状として「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」と呼ばれるものがあります。
これは、20分ほど歩くと痛みや痺れが出てきて歩けなくなり、
しゃがんだりして少し休むとまた歩けるようになる…
そして、やはり20分くらい歩くとまた歩けなくなる…というのを繰り返す症状です。
前かがみになると痛みが楽になるのも、特徴の一つです。
脊柱管狭窄症の症状が、悪くなっていく順番は?
まず最初に自覚されるのは、腰の痛みと伸ばしにくさです。
- 長い間座っていると、立ち上がろうとしても腰が伸びない・痛い…
- 仰向けで寝ると足がしびれてきて、長い時間寝ていられない…
この状態がさらにひどくなってくると、足の感覚障害がおこり、足を触られてもにぶい感じがします。
- 分厚い靴下を履いているような感じ…
- 物に触れたときの感覚や熱さ、冷たさなどの感覚が鈍感に…
筋力の低下も出てきます。以前に比べて、よくつまずくようになったり、足に力が入りにくくなったりします。
- しっかり身体を支えられない…
- 坂道がつらい、ふらふらする…
そして、さらにひどくなってくると排尿、排便障害が起こります。
膀胱直腸障害と呼ばれるものです。
これは、膀胱と直腸が神経の圧迫から異常を起こしてしまい、排尿や排便に異常が出てきます。
肛門や会陰部にしびれが出たり、熱く感じるといった症状も出ることもあります。
一般的には、この段階まで進むと手術を進められるケースが多くなります。
当院には、排尿障害が起こる手前の段階の痛みやしびれで来られる方が多いのですが、施術を続けることで痛みやしびれの症状はかなり改善し、しっかり歩けるようになっています。
年のせいだから仕方がない?
一般に、脊柱管狭窄症は加齢とともに骨や靭帯などが変性して起こるとされています。
しかし、高齢の方すべてが脊柱管狭窄症の症状に悩まされているわけではないし、腰がかなり曲がっている方でも全く症状の出ない方もいらっしゃいます。
つまり、
脊柱管狭窄症=年のせい…ではありません!!
ですから、「私はもう年だから仕方がない…」なんてあきらめないで下さい!!
高齢の方でも当院でしっかり診させていただいて改善できているケースは沢山あります。
もし脊柱管狭窄症で悩んでいる方がいましたら、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
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